コロナはまだまだ落ち着かず・・。(WHO コロナ感染症報告)
2020/07/18
早朝からセミの鳴き声が響き、いよいよ本格的な夏が近づいてきましたね。
ようやく落ち着いてきたと思っていたコロナ感染症も東京を中心に再燃し、まだまだ不安定な毎日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は、本来今日から6か月(月に1回、土日)をかけて、大阪、東京で歯科の特殊技術を学ぶセミナーに参加する予定でしたが、コロナ感染症の影響で、1年延期となってしまいました。
来月には新人さん2人が名古屋でスキルアップのためのセミナーに参加する予定でしたが、これもまた延期となりました。
一応、10月には私と近藤先生で別のセミナーを申し込んでいるのですがこれもどうなることやらという感じです。
私たちの病院にはいつものようにたくさんの患者さまに来ていただき、通常どおりの診療をおこなっていますが、東京や大阪近辺の友人たちの病院はまだまだいろいろ大変なようです。
これからまだまだ何が起こるか分かりませんから、感染症対策と衛生消毒物品の備蓄をしっかりしてワクチンができるまで何とか頑張っていきたいと思います。
コロナ感染症に関してはいろいろな情報が流れていますが、先日親しくさせていただいている先生からいただいた情報によると
「7月9日 WHOから新型コロナの感染経路についての発表」
・空気感染は可能性はあるが現段階では報告されていない
・屋内の混雑した空間や換気が不十分な空間など、いわゆる「密」な状態で感染者と長時間一緒にいると飛沫が直接があたらなくても感染することがある
・ウイルスが物に付着して生存することについては証拠があるが、そこから接触感染を起こした報告はない(「つば」などが飛んで直接付着している状態でなければ接触感染の報告はない)
・無症状者からの感染も否定できないが、感染は主に症状のある患者との密接な接触を介して伝播するようである。
・軽症から中等症の患者からは発症後8〜9日まで、重症患者からはそれ以上の期間ウイルスが検出される
ということらしいです。
やはり感染の多くは発症者(無自覚も含む)との接触で起こるということです。
エアロゾル感染についても歯科治療のタービンや超音波は定義からハッキリ除外されました。また、今回の発表から類推すると濃度的にも感染を起こす作用はないようです。
正しい情報を得て、正しく恐れ、正しく行動できるように注意したいと思います。